会長挨拶

  この度、公益社団法人香川県社会福祉士会の会長に選任され、大役を務めさせていただくこととなり身の引き締まる気持ちです。

 新型コロナウィルスによる社会的な影響が世界各地に及ぶ中、私たち自身の生活もその渦中にあり、活動分野である福祉の分野においても、病院や社会福施設でクラスターと呼ばれる集団感染が発生するなど、公私にわたり多大な影響が起こっています。

 社会活動の縮小により、就労においては生活困窮の問題、自宅で過ごすことが多くなることで、児童虐待やDVの増加など福祉ニーズが高まる中、専門職、専門職団体として相談援助職である社会福祉士は、早急にそれらの問題に対応すべきことが社会から求められています。

 専門職団体である社会福祉士会として、行政等社会に必要な提言をし、また、現場で就労する社会福祉士及び福祉、医療等関係者に必要な情報の提供や後方支援を行っていく必要があります。

  公益社団法人香川県社会福祉士会においては、地域のニーズをよりいち早く掴み、アセスメントし、会員の皆様が必要な支援を行えるよう、それらのニーズに対応できるよう情報発信や研修会においてスキルの向上を図れるよう会の運営を行っていく所存であります。会員の皆様が一丸となって、社会福祉士会を運営し、より良い社会づくりに貢献できるように努めてまいりたいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

香川県社会福祉士会会長  三瀬 誠

令和2年6月15日